ごみから湧いてくるゴキブリにミントは効果が少ない

ごみから自然と湧いてくるゴキブリ、どうにかして数を減らしたいですよね。よく、ゴキブリはミントの香りが苦手で、その香りをまいておけばゴキブリが寄ってこないという情報もあります。

この方法で使用するのはミントなので人間に害もなく、食器などに振りかけてしまっても洗えば問題ありません。
しかしこの方法はおすすめできません。なぜならこれは一時的な方法でしかないからです。確かにゴキブリは強烈な匂いを嫌う傾向があります。そのため、一時的にはゴキブリは少なくなるでしょう。けれどもゴキブリはとても賢い生き物です。しばらくするとその匂いに慣れてきて効果が薄れてしまいます。
それだけではなく、ミントの香りがするところにはエサがあるというように理解し近寄ってくるようになることもあります。

つまりミントを使ったゴキブリ除けは一時的な効果はあるものの長期的な目で見れば逆効果になってしまう可能性があるということです。
これらの理由からゴキブリ除けにミントを使うのはあまり良くない方法と言えます。また、ミントを使うことで安心していると出てきたときのショックも大きいです。

ミントのように人間には害が少ないゴキブリ除けの方法があります。それがホウ酸団子です。ホウ酸団子はタンスの裏や棚の下に置いておくだけで簡単にゴキブリ除けができます。
スプレーのように周りに散らばることもないので、口に含まない限り人間に害はありません。

ホウ酸団子はミントと違い殺虫能力があります。そのため家の中にいるゴキブリを減らすことができます。さらに置いておくとゴキブリはこのエサは危険だということを学びます。
するとこの家は危険だということでゴキブリが近づきにくくなります。そして結果的に数が減っていきます。

ごみから湧いてくるゴキブリを減らしたいという方はごみ箱の下やごみ袋を置いているスペースの隅の方に置いておくのが効果的です。正確な情報で正しくゴキブリ除けを行いましょう。